8/27(木) 「全国学力調査」の校内結果(速報値)
- 公開日
- 2015/08/27
- 更新日
- 2015/08/27
「職員室の窓」
こんにちは。
小雨降る大船渡です。
さて、昨日お伝えした「全国学力調査」の結果なのですが、本校分の結果が昨日届きましたので、その概要をお知らせします。
この学力調査は、4月に全国の中学3年生を対象に行われました。ということは、中2までの学習内容の調査ということになります。また、調査教科等は、「国語A・B」、「数学A・B」、「理科」の3教科であります。(国・数のA・Bというのは、Aは基礎的・基本的事項の調査、Bは活用する力をみるもの)
大中の結果は…、
◆「国語A・B」、「数学A」、「理科」については、岩手県平均、全国平均共に本校が上回っています。(もちょっとわかりやすく言えば、全国都道府県平均点のトップ10クラス以内の平均点です。)
◆「数学B」については、岩手県平均は上回っているのですが、全国平均にはやや届かずという結果でありました。
「平均点」の話をすれば、本校の結果はこういう状況となりますが、「平均点」が大きな問題なのではないと思っているのです。
大切なのは、学校サイド教師側では、この調査結果を使って、自分の学校、授業の指導上落ちている部分は何なのかを明らかにし、日常の授業実践にそれを活かすこと。
生徒サイドの話をすれば、自分が落ちている領域(それぞれの教科の「単元」と言った方がわかりやすいでしょうか)を明らかにし、これからの自身の「復習」に活かしていくこと。なのだと思っています。後日、個別の調査結果が分析された「個票」が一人ひとりに渡されますしね。
また、この調査には「質問紙調査」というものがあり、朝食のこと、家庭学習のこと等、多岐に渡る生活上の調査項目もあり、「生活と学力の相関」も分析されています。その大中の状況については、また機会がありましたらお知らせしますね。
いずれ、願うことは、どの子も、「今よりも少しでもわかるようになる。できるようになる。その教科が好きになる。」こと。そんな授業づくりを、今後も続けていこうと思っています。