学校日記

9/22(月)「雑感」その2

公開日
2014/09/22
更新日
2014/09/22

「職員室の窓」

 私が、サッカー会場以外の試合を観たのはごく僅かな時間、そんな中でのワンシーンの切り取りを書きます。私が観れない時にも、もっともっと素敵なシーンがあったはずだと思っていますけれど。
 まずは、野球の2回戦でのこと、ピッチャーは栗村さん、ランナーを背負った時、キャッチャーの雄大君がナインに声をかけます。「ピッチャー頑張ってるから、声だしてしまっていこー!」。ナインは「おー!」と手を挙げる。するとショートの恭平君がピッチャーに駆け寄り何やらひと声。こんなシーン、野球をやっている人達にとっては極普通のやりとりなのでしょうが、涙出そうなくらい嬉しかったのです。この子たち本当に「チーム」なんだなぁと。こんな心が本当の「チームプレー」に繋がっていくんだろうなと素人ながらそう思ったのでありました。いい奴らです、本当に。そして、いいチームです、この子たち。
 バレー会場でのこと、市民体育館に到着し二階のギャラリーに行った時には既に試合が終わっており、そこには黒潮魂Tシャツのお母さんたちの姿が。急いで一階に下り選手通路に行ってみると、バレー部の子たちが自分たちだけで円陣を組み何やら話しておりました。すぐに駆け寄り試合の様子を聞くとボロ負けしたとのことでみんな涙目…。その後、円陣を解くことなく涙目のまま、試合のことや課題などこれからのことを話し合っていたようです。そんな姿に「大きな可能性」を見たような気がします。春まで9ヶ月、自分の中から湧きあがった悔しさはまちがいなく自分を変えてくれますし、人間、そんだけの期間本気になればとてつもなく成長できるものです。「自分を伸ばすことはチームを伸ばすこと、チームが伸びれば個人も更に伸びる。」この子たちやってくれそうです。とっても頼もしく見えました。