学校日記

8/29(木) 「全国学力調査」結果 「個票」の活用を

公開日
2013/08/29
更新日
2013/08/29

「職員室の窓」

 おはようございます。
 晴れてはいるのですがちょっとモヤのかかったような大船渡の朝です。
 さて、昨日の新聞に「全国学力調査」の結果が載りました。この調査は国が本年度4月に実施したものであり中学校については全国の中3全てが受けたものです。調査教科は「国語」と「数学」、その内容は大きく分けて「A問題(知識を問う)」と「B問題(活用力を問う)」に分かれておりそれぞれの平均正答率(全国・県)が新聞に載っておりました。
 とかく平均点での比較が興味を引きよく話題になっておりますが、大切なのは個々の生徒がどれだけ力をつけ、どれだけその教科に対する意欲が高まっているかなのだと思っています。ですので、今回の調査結果の「個票」を一人ひとりに渡しますので、是非、その活用をお願いします。
 活用の方法はとっても簡単。「個票」には、教科毎に「できた領域」、「できていない領域」が一目瞭然わかるようになっていますので、その落ちている領域の「復習」をまずは徹底して行ってください。
 調査でもテストでも、それを受けることが大事なのではなく、結果が返ってきた後の方が大切。是非、調査結果をうまく活用するようにしてください。
 ただ、今回の調査結果で私が気になっているのはA問題・B問題の平均点よりも「生徒質問紙」(勉強・学校生活、家庭学習、生活習慣、規範意識等アンケート形式での質問紙)の結果のこと。A問題・B問題の平均点については全国以上または全国並となっているのですが、それぞれの教科への「関心」が若干落ちているのです。この「関心」とは将来にわたって「学び続ける力」に繋がっていきます。その育成をどう図っていくか、我が校の大きな課題となります。
 (写真は、本校のホープ千葉先生による3年3組社会科の授業風景です)