8/21(水) 逆三角形 些細なところに見える心 大分市学校保健会
- 公開日
- 2013/08/21
- 更新日
- 2013/08/21
「職員室の窓」
おはようございます。
今日も暑い大船渡ですね。
本日2時間目が始まる前のこと、外に居た私の傍を3年生の男子諸君がゾロゾロと移動していきます。「どうしたの?」と声をかけると「これから体育でプールなんです。」と何とも楽しそうな笑顔。その後「校長先生もプール一緒にどうですか?」との優しいお誘いを受けたのですが、「ごめん、ごめん。フンドシしかしてないから無理だなぁ。」と丁寧にお断りした私でありました。
生徒たちがあまりにも楽しそうにプールに向かって行ったので、様子を見に行ってきましたが、何とそこには「逆三角形」の鍛えられた肉体ばかり。弛んだ「正三角形」の私からみたら余りにも眩しすぎるものでした。
そんな筋肉隆々たる彼らなのですが、プールに入る際には「ちめたいぃ〜。」とか「うわぁ〜。」と何とも無邪気な歓声を。まっ、そんなところがめんこくて仕方ないのですけどね。
プールを後にしようとふと足元に目を向けると、こんな光景が。靴を揃えて脱ぐことなんて日常生活のほんの些細なことなのですが、こういうところにも彼らの「心」が見えてとても嬉しくなりました。本当に本当に良き生徒たちです。
午後からは、大分市の養護教諭の先生方が来校する予定です。そのことについては、夕方、時間をみつけて掲載します。
その大分市の方々は12:30頃おみえになり、給食を食べていただいた後、別室にて震災後の状況や心のケア等についてお話合いをしました。あの日から2年5ヶ月も経っているのに、こうして被災した私たちにお心を寄せていただいている。そんなことをとてもありがたく思ったひと時でした。大分市学校保健会の皆さん、ありがとうございました。