学校日記

11/9(水) 「名前」 「黒潮交流会」(1年生)

公開日
2016/11/09
更新日
2016/11/09

「職員室の窓」

 こんにちは。
 朝のうちは青空でありましたが、午後になって小雪舞い降る大船渡となっています。とにかく吹く風は限りなく冷たいです。
 昨日の「高校入試説明会」のこと、本当に多くの保護者の皆さんがお越し下さり、真剣に耳を傾けて頂きました。ありがとうございました。「入試事務」については正確にとり進めたいと考えておりますが、「志望先を決める」ことについては、「なぜ」を大事に(「なぜ」の中には夢も包含しているはずです)親子で十分に話し合っていただきたいと思っています。
 昨日の説明会の挨拶の時、真剣な生徒たち保護者の皆さんの顔を見ながら「名前」のことを思ってしまう自分がありました。例えば、「美歩」という名前の人がいたとした場合、きっと親は、美しい歩み、つまり、爽やかに自分らしい人生を歩んでほしいという願いをもって命名したはず。ということは、今、目の前に座っているこの子たちのそれぞれもまた、後ろに座っている親のあたたかくも希望溢れる願いが込められた名前となっている。
 高校入試という、ある意味、人生初の「選抜される体験」を目の前にした時、つい「受かる、受からない」ということばかり考えてしまいがちになってしまいますが、自分の名前に込められた願いのように生きているだろうかと自問自答しながら、この受験期を乗り切ってほしいなと、そんな風に思っています。
 さて、前置きが長くなってしまいましたが、本日は「黒潮交流会」ということで、1年生の生徒たちがいつものように着付けや書道、調理等、いくつかのコースに分かれ、お年寄りの皆さん(大船渡町福寿会)との交流を行いました。
 仕事の関係でそれぞれのコースの様子を見ることは叶いませんでしたが、閉会行事の時には、1年生の生徒たちも福寿会の皆さんもとってもよき表情をしておりましたので、今年もまた素敵な交流をさせていただいたのだなぁとそんなことを感じた次第です。会の最後には「合唱」で感謝の気持ちを伝える生徒たちであります。福寿会の皆さん、ありがとうございました。