7/11(月) 「学校の学期末」 県中総体まで一週間
- 公開日
- 2016/07/11
- 更新日
- 2016/07/11
「職員室の窓」
こんにちは。
青空が心地よい大船渡となっています。
さて、1学期も残すところ2週間となって参りましたが、学校では学期末の仕事が佳境に入ってきております。先生方がどんな仕事をしているかと言えば、大きく言えば「評価・評定」を丁寧且つ慎重に時間をかけて行っています。
その評価のこと、ずっと以前は「相対的評価」と言って、評定5〜1のそれぞれの割合が大体決まっており、そのパーセンテージに沿った形で評定人数を決めておりましたが、その後、「新しい学力観」と称される考え方に学力の考え方が変化していき、今の「観点別評価」というものになってきたのであります。(各教科の観点とは、通信票の評定の横の欄にABCで評価されているところ)
あらら…、ちょっとこ面倒くさい言い方となってしまいましたが、とっても簡単に言えば、各教科の4〜5つのそれぞれの観点で「A」をとれていれば(ある規準をクリアすれば)、教科評定が「5」になるというものであり、逆を言えば、それぞれの観点が全てCであれば評定が1になってしまうというものです。ですので、通信票が返されましたら、評定の「数字」にだけ心奪われることなく、観点別のABCについて親子でよぉ〜く見て頂きたいですし、その部分にその子の今後の改善点が見えてくることとなります。
という評価の考え方になっているものですから、先生方は、1学期間の今までの蓄積(ポートフォリオ)を観点別にまとめたものを整理し評価しそのトータルとして評定を決めていくという営みをしているのでとっても時間がかかるのです。けど、これであたりまえですよね?一人の子を評価するのに簡単にチョチョイのチョイで評価する方がおかしいですものね。
校内での先生方はこんな状況でありますが、県大会にコマを進めた生徒諸君は、5日後に迫った県中総体に向けて最後の追い込み・調整に入っているはずです。最後の最後までやれるだけやり、大会に臨んでほしいと思っています。頑張るのですよ、黒潮たち!
(写真は3年生の「のどかな昼休み」です。こんなゆったり感がとっても大事だと思っています。)