学校日記

10/16(日) 新しい世界で

公開日
2016/10/16
更新日
2016/10/16

「職員室の窓」

 こんばんは。
 北上のさくらホールからの帰り道、「あの日」と同じように携帯から独特の音が鳴り出しての「緊急地震速報」、一瞬、身体が固まった自分ではありましたが、津波の心配もなくほっと胸を撫で下ろした本日の夕方でありました。
 さて、その「さくらホール」では、北上合唱連盟主催の「きらめきコンサート」が開かれ、北上市内の多くの合唱団の皆さんが素敵な歌声を披露しておりました。普段、中学生の歌声ばかり聴いているからか、さすが大人の声だなぁ〜と、豊かな響きの中にゆったりと身を置く時間となりました。
 そのコンサートに、特別出演として北上翔南高校音楽部が出演することとなっており、私のおめあてはそのステージ。そこに、黒潮OBの里○子ちゃんが出演するのであります。
 北上翔南高校の出番となり、ステージに入ってくる後ろ姿を見ただけで彼女とわかりました。ちょっと大人びた顔となり彼女は最も低いパートを担当しておりましたが、深い響きの歌声と共に、とっても素敵な表情で歌い上げておりました。(中学時代は卓球の名選手、高校では名シンガー。すごい。)
 こうして新たな世界に進み、新しい環境の中、新しい仲間と共に高校生活を充実させている姿を見ることはとっても嬉しいものであり、また、これは、大船渡から離れた子どもたちだけに思う感覚ではなく、大高や東高、高田高や住高といった地元の高校に進んだ生徒たちにも共通して感じる想いなのであります。まっ、いつまで経っても「子離れできない親」の感覚と似ているかもしれませんね。(来週は大高の「学校へ行こう週間」であります。大高組は首を洗って待ってるように。)
 今日は、里○子ちゃんのお陰で、とっても良き時間を過ごさせてもらいました。ありがとう。
(つぶやき)
◆コンサートを終え車に戻ると、大一中のサッカー部顧問の阿部先生から「県で優勝しました!」という嬉しい連絡が入っておりました。いやぁ〜、嬉しかったですね〜。学校は違えど同じ大船渡の仲間、その子たちが「県チャンピオン」になったのです。みんなで「おめでとう!」を言ってあげましょうね!