学校日記

11/24(火) 夢を叶えた先輩黒潮たち 日報駅伝

公開日
2015/11/24
更新日
2015/11/24

「職員室の窓」

 おはようございます。
 曇天でとても寒い朝を迎えた大船渡です。
 そんな朝、岩手日報一面を見て、涙が出そうになりました。
 そこには、昨日開催された「日報駅伝」で、21連覇中の王者一関学院を破り「専大北上高校」が優勝を果たしたという記事と、「智也」が必死の形相でゴールテープを切っている大きな写真がありました。
 この専北メンバーの中に大中卒業生が二人、一人は1区を走った千葉勇輝くん、そして、もう一人はアンカーを務めた廣野智也くんであります。
 2年前、「智也」と「勇輝」は、こんなことを言って大中を卒業していったのです。「俺たちは一関学院を破って都大路に行きます!」と。
 残念ながら今年の高校駅伝ではその悲願を果たすことはできなかったようではありますが、今回初めて学院を破るという快挙を成し遂げたのです。
 彼らは、卒業後何度か大中にも顔を出してくれ、ストイックに頑張っている姿やそのひたむきさにただただ嬉しい驚きでありましたが、今回の「優勝」へ道のりは、それはそれは厳しいものがあり、あの子たちのことだからギリギリまで自分を追い込んでの結果なのだと想像しています。
 智也、勇輝、本当に、おめでとう!そして、その努力と生き方に脱帽!
 また、彼らを導いて下さった専北高校の千田監督さん、熊谷コーチ(高田の熊谷肉屋の息子)にも感謝で一杯です。
(つぶやき)
◆大中生諸君、世の中の偉い大人から「夢を叶える」というお話を聞くことも大事だけれど、君たちの身近なところにこんな「先生」がいるんだよね。君たちも凄いけど、先輩たちも凄いよね。
◆先ほど、修学旅行で移動中の「智也」から、学校の吉田由美先生(当時、駅伝でしごいた先生)に報告電話が入りました。何とえらいことね。
(本日の写真は岩手日報の記事からです)