学校日記

7/30(水) 住田高校体験入学  最近思うこと。

公開日
2014/07/30
更新日
2014/07/30

「職員室の窓」

 こんにちは。
 今日も暑い暑い大船渡です。昨日、東京からお客さんがお見えになりましたが、「さすが東北、涼しいですね。」とおっしゃっており、この程度を暑いなんて言ってるようでは贅沢なのだな…と、自分の体型を恨みつつそんなことを思いました。
 さて、本日は、住田高校の一日体験入学が行われています。大中からは8名の生徒たちが参加しておりますが、この暑さの中、きっちりと話を聞きメモしている姿が目に浮かぶのです。今回の8名はみんなそんな子ばかりですからね。
 そんな様子を見学しに行きたかったのですが、大船渡市ロータリークラブさんから声をかけていただき、これからプラザホテルに出向き、「学校の実情」をお話することになっており、住田に行くことができません。ごめんなさいね。
 学校の様子からはかけ離れてしまいますが、最近思うことを少し書かせてもらいます。それは、「生命」ということ。
 中東アラブでの紛争、ウクライナのこと、長崎・佐世保での女子高校生の事件や岩手県内で起きた中学生の自殺のこと等々、最近、こんな暗く悲惨なNEWSばかりが目につきます。そして、小さな子どもが泣き叫ぶシーンを見た時、たまらない気持にもなります。
 私たちは、経験したくもない「震災」を体験しました。そんな中で、生きたくても生きれなかった多くの命があり、命の重さを痛い程感じもしました。だからこそ、「人が人を…。」ということがあってはならないことだと思っています。
 また、多くの皆さんへの「感謝」とともに。「普通」というものがこんなにも素晴らしいものであることも心の底から実感もしました。
 ・ 大きな紛争の種は、小さな出来事にあり。
 ・ 人と人との些細な心の心のズレ、いざこざが根源。
 ・ 生命の尊厳は、日々の暮らしの中で育まれる。
 ・ 日々の「普通」の暮らしの中にこそ、大きな幸せがある。
 今日も、普通に部活動に励む生徒たち。この子たちを見つめつつ、「普通の幸せ」がずっと続くようにと、そんなことを願いました。