学校日記

11/28(木) 「いたわり合い」 「歯の表彰」

公開日
2013/11/28
更新日
2013/11/28

「職員室の窓」

 おはようございます。
 今日は寒いですね。毎朝、登校中の生徒の後ろ姿を見ながら、風邪などひかなければいいなと思いつつ車を走らせています。みんな、あったかい恰好で登校してくださいね。
 さて、昨夜、TVニュースの特集で越喜来小学校5年生の坂本美岬ちゃんという子の創作童話の話題が流れておりました。ウミガメのお話で震災と向き合ったような内容になっている童話のようです。そのニュースの中で美岬ちゃん本人のインタビューもあったのですが、その言葉の中に「いたわり合い」という言葉があり、何故か「はっ…。」っとさせられました。
 そういえばあの頃、あの寒さの中、水も食べ物も防寒着もなく、その日生きることに精一杯の日々だったけれど、そんな苦しい中でも互いの「いたわり合い」だけは間違いなくあったなぁと。そして、今の自分を見た時、「物」も含めて普通っぽくなった昨今、あの頃抱いていた「いたわり合い」の気持ちが日常生活の中で薄れてはいまいか…と、そんなことを思ったのです。
 皆さんは、どうですか?そして、生徒諸君は、どうですか?
 辛すぎる「体験」をしたからこそ、忘れてはならない大切なものがある。美岬ちゃんのインタビューを聞きながらこんなことを思った私でした。
 そして、本日は嬉しいニュースをひとつ。
 それは、大中の生徒たちが「虫歯の少ないよい生徒たち」という県表彰を頂いたのです。これも幼少の頃からの家庭でのかかわりの賜物だと思っていますし、小学校も含めた保健室の先生方のおかげだと思っています。ありがとうございます。