11/26(火) 学習定着度状況調査結果の「概要」
- 公開日
- 2013/11/26
- 更新日
- 2013/11/26
「職員室の窓」
おはようございます。
昨夜の風雨とはうって変わり穏やかな日差し溢れる大船渡の朝です。久しぶりにとても気持ちの良い朝です。(なのに…、本日は、教育委員会の皆さまが来校します…。)
さて、昨日お伝えしたとおり、本日は、「県学習定着度状況調査の結果(概要)」についてお知らせします。この調査は、県内全ての中1生、中2生が対象となり、中1は、国語、数学、英語の3教科、中2は、国、社、数、理、英の5教科の実施となります。
本校の「結果概要」(平均点)ですが、中1については、国語が県平均より若干落ちぎみ、数学は県平均並み、英語は県平均の遥か上をいっています。
中2については、国語〜英語全ての教科において県平均を大きく上回っており、5教科トータルで言えば、県平均の遥か上をいっているという状況です。
と、こんなことを書けば、中1は大丈夫なのか…という気持ちを抱いてしまうかもしれませんが、今の中2が中1の時、県平均との比較という物差しで言えば、今年の中1よりも落ちていた状況にあったのです。何を言いたいかというと、大中の傾向として、中1で中学校の生活、学習方法を会得し、徐々に中学校なりの学習方法が確立していき「確実に力をつけていく」という図式があるように思うのです。実はこの傾向、今の中3でもそうだったのですよ。勿論、落ち着いた学校生活、仲間との良き関係がベースに流れているのですけどね。
と、「平均点」を用いた「相対的な比較」で言えば、大中の結果はこのような状況となっています。ですが、私、この平均点比較、何の意味ももたないと思っています。問題は、そして一番大切なことは、「個」をどう伸ばしていくか、君がどう力を付け、どれだけ伸びていくかということなのだと思っています。
その為に是非「個別返却シート」を活用してください。今回の調査結果は、個別にデータ化され、生徒個々の凸凹(できている項目、できていない項目)がわかるようになっており一人ひとりに返されます。(中1は3教科分3枚、中2は5教科分5枚)その結果を自分でしっかりと見つめ、受け止め、特に「落ちている部分」の「復習」に使ってほしいのです。いつ、活用するのか。それは「今でしょ!」(もう古い?)、つまり、この「冬休み中」にです。
この「個別シート」は、今後予定されている2学期末の「三者面談」の際にお渡しすることとしておりますので、是非、保護者の皆さんも「わが子の状況」をじっくりと穴の空くほどご覧になってください。そして、この冬休み中は、優しく尻叩きをしてください。お願いします。
ちょっと長くなってしまいましたが、本日は「学力調査」のお話でした。
あっ、ちなみに明日は「期末テスト」。今夜は激しい尻叩きをお願いしますね。