創立50周年記念式典 特別記念講演会「望みを捨てるな!」
- 公開日
- 2012/11/04
- 更新日
- 2012/11/04
50周年
大船渡市立第一中学校創立50周年記念式典の最後は、本校の卒業生(昭和46年)である新沼謙治さんの特別記念講演会が行われました。演題は「望みを捨てるな!」でした。
大船渡で育った少年時代のエピソードに始まり、日本テレビのオーディション番組「スター誕生」に応募し、芸能界で活躍するまでの様子等々をお話していただきました。そして何よりも大船渡・気仙というこの地に住まわれている方々の温かさや礼儀正しさ、豊かな食や自然の素晴らしさについて言葉穏やかながらも強く、私達一人一人が大切にしてかなければならないことを伝えていらっしゃいました。
新沼謙治さんは、東日本大震災後、陸前高田市出身の千昌夫さんと一緒に日本各地(200カ所以上)を周りコンサートを開催し大船渡・気仙のための支援の必要性や義援金を集める活動に取り組んでいられるそうです。演題にもある、望みを捨てず努力し続けていくことの大切さを会場の方々に自然体でさりげなくお話されたところに人柄が表れているのが印象的でした。
最後に11月1日に新曲として発表された「ふるさとは今も変わらず」という曲をバックコーラスに参加した一中の3年生女子のみなさんと会場全員で歌い講演会は幕を閉じました。一中50周年の節目にふさわしい講演会になったと思います。次の創立100周年にあたるときには会場の中学生から講演に来校する生徒が出るかも!?しれません。文責:1学年菅野